『何もかも憂鬱な夜に』を読んだ [読書]
今回は読書のお話。
ピース又吉さんのTwitterで紹介されていた本です。
気になったので注文、届いた日にぱらぱらとめくり、気付けば最後まで
読んでしまいました。
心の闇や破壊的な衝動、自分の中にあるそのようなものには正直向き合いたくない、
と思ったまま40代に突入した自分には、かなり重苦しく、反面読み進める事を
止められない小説でした。
若かりし頃のあの息苦しさに無理やり引き戻され、明確ではないがかすかな光を
見出す。
でも、小説だからね、っていう逃げ道を、又吉さんの解説で完全に失った。
内面に向き合い切れてない大人(私のことです)は悲惨だよ・・・
忘れようとしていた何かを、目前にさらされた気分です。
避けてきたものはきちんとまた現れてくれるんだなあ。
お薦めかと言われれば・・・アンテナにひっかかった人はどうぞ、です(-_-;)